御影石のシミを落とす手順とポイントを紹介

石御影石はデザイン性が高く高級感のある石材です。しかし、汚れやシミがついてしまうと、お手入れが大変になる点が気になるところです。また、御影石の特徴を知らずに掃除をすると、品質を落としてしまうおそれがあります。
本記事では、御影石の特徴と掃除について、シミを落とす手順とポイントをご紹介します。

御影石とは？

御影石とは、地球のマグマが地殻内の深い場所で冷えて固まった結晶質の石です。
もともとは、兵庫県六甲山麓（御影地方）で産出される花崗岩を示す呼び名でしたが、現在は、高硬度の美しい石材を広く御影石と呼んでいます。

御影石の特徴は、硬くて、吸水率が低く耐久性があるので、建築やお墓などによく使われています。また、高級感を演出できるマンションのエントランスや、水回り設備のある洗面やトイレなどにも適している石材です。

御影石のシミを落とす手順

御影石は、石の特徴を知ってから、適切な方法で掃除をするようにしましょう。
では、御影石のキッチンカウンターのシミを落とす方法について手順をご紹介します。

1. 水や湿気による錆を除去するためにラストリムーバーを塗布します
2. 黄色いシミはラストリムーバーに反応して紫色に変色します
3. 10分程、放置しておきます
4. 御影石専用クリーナーを使用して漂白します

なお、頑固な汚れについては、界面活性剤による汚れである可能性もあるため、専用クリーナーを使用して汚れを除去するようになります。

関連記事：石材のシミ抜き方法は？原因や掃除のタイミングについても解説

御影石のシミを落とす際のポイント

御影石の汚れの除去には酸性洗剤が適しています。御影石は、酸やアルカリに弱い性質であるため、掃除に使う洗剤選びには注意が必要です。したがって、いったん目立たない箇所でテスト洗浄してから始めると良いでしょう。もしくは、失敗するリスクがあるため、専門業者に相談してから始めた方が安心です。

御影石を自分で磨かないほうがいい理由

御影石は、扱い方を間違えると返って傷をつけたり汚れが悪化したりしてしまうケースもあります。御影石の表面には、たくさんの見えない気孔があるため、そこからシミや汚れが付着すると、石の内部が化学反応を起こして落としにくくなってしまうこともあります。
そのため、御影石の掃除は、正しい道具を使って適切な手順で行う必要があります。

関連記事：御影石の磨き方について解説｜メンテナンスや業者依頼のメリットもご紹介

御影石を掃除する際に業者へ依頼するメリット・デメリット

御影石の掃除を業者に依頼する際は、メリット・デメリットについて確認しましょう。

メリット

御影石専用の洗剤やクリーニング機材を使用するので、自分で掃除するよりも新品に近い状態に仕上げることができます。また、御影石の表面コーティングを行うので、掃除後のお手入れが楽になるメリットがあります。

デメリット

自分で掃除した場合は費用負担はありませんが、仕上がりが上手くできるかどうかは難しくなります。一方、業者に依頼した場合は、費用がかかるので仕上がりについて事前に確認できると安心です。

石材クリーニング業者は多数ありますので、本当にきれいになるかどうか確認できることや、実績や経験のある業者を選んで、見積り依頼すると良いでしょう。

御影石の掃除は業者に依頼すると安心で綺麗になります

御影石の掃除は、取扱い方によっては石の品質にダメージを与えてしまうため、専門のクリーニング業者に依頼することをおすすめします。
当社「パワーストーン株式会社」では、お見積り前のテスト施工を実施していますので、事前に仕上がりを確認していただくことができます。

石材クリーニングの依頼をお考えの方は石材クリーニング専門業者へご相談ください。

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